Round Table featuring Nino 『Nino』 [CD/DVD関連]
迎えたRoundTable featuring Ninoの2ndアルバム。
(↑左からNinoさん、北川さん、伊藤さん)
前作の1stアルバムの『April』のファイルの作成日を見たら、2003年4月だから
3年も前なので、結構キャリアも重ねている感じです。
今回のアルバムはアニメシングル5曲が含まれているベスト版的扱い。
・『Sunny Side Hill』 (無人惑星サヴァイヴ)
・『Groovin' Magic』 (トップをねらえ!2)
・『Rainbow』 (ARIA the animation)
・『夏待ち』 (ARIA the natual)
・『パズル』 (NHKへようこそ)
(↑左から5th『Rainbow』, 6th『夏待ち』,7th『パズル』)
サヴァイヴEDなんて久しぶりに聴いてかなり懐かしいです。この中だとARIAでシングル
カットされた2曲が、ちょびっツの『Let me be with you』から続いていたのアップテンポで
爽やかなメロディと違っているのは特徴的かなと思います。もちろんNinoさんの澄んだ声は
一緒ですけど。
ARIAという作品を音楽面から見た場合、Choro Clubの音楽が大きいですが、アヴァン
タイトルからOP曲に繋がる演出やED曲の導入も非常に上手くて、狙い通りなんだろう
けれど、ことごとく成功しているのは凄いなと。ARIAの音楽を1つ挙げるとすると、DVDの
CMで流れてる『Rainbow』の「いくつもの道 超えてゆける二人でover the rainbow」が
思い浮かぶので、牧野さんのOPよりも記憶に残っているのかな。
ROUND TABLEのような、90年代的な爽やかポップという需要はあるとは思うんですけど
普通の邦楽の扱いだとその時に流行っている音楽がメインになってしまって、顧みられ
ないことが多いんですけど、アニメ音楽の世界だと比較的固定のファン層がいるので、
長期的に受け入れやすいのかなと思ったり。他のレーベルですけど、the Indigoとかも
そんな感じかなと思ったり。
(2006年08月30日発売 VICL-62042 )
平野綾 『明日のプリズム』 [CD/DVD関連]
3rdシングル。
アニメ音楽界的にも今年最大のムーブメントが「涼宮ハルヒ」ですし、その中心に
いたのが平野さんというのは間違いないと思います。冷静に考えるとTVアニメが
毎クール10~20ほどスタートして毎週100本も放映されている中、人気原作&京アニ
作品で平野さんに主役&主題歌をセッティングしたというのも勇気がいる行為だった
ろうなと思います。作品はヒットして当然だったのかも知れませんが、最近は保守的
なキャスティングが多い中、ハルヒはかなり新鮮なほうでした。
話を戻してシングルのほうですが、 6月にハルヒ挿入歌、7月にハルヒキャラソン
が出たばかりなので実質的にはあまり間隔があった気がしないです。この曲は
ゴールドディスク(10万枚)になった『God knows』の影響があったのか不明ですが
結果的にはそちらっぽく仕上がっているという風です。現在の声優さんの個人名義
で売るフォーマットでは、バンドサウンドをシングル化するというのは難しいので、
今後はこの曲や『パラレルDays』みたいな曲が主流になっていきそうな感じ。
最初はこの歌い方って一般受けするんだろうかと、疑問に思ってましたけど、何度も
聴いているうちにこれもアリかなと思うようになりました。 特にアニぱら音楽館の
ライブでのピョンピョン跳ねるような独特のリズムの取り方も含めて平野さんらしい
個性として定着していると思います。
カップリングと共に歌詞はこだまさおりさんですけど、シンプルで平野さん向き。というか
ここ最近の畑亜樹さんは歌詞詰め込みタイプなんですよね。2ndシングルでその兆候は
ありましたが、キャラソンの『パラレルDays』や『晴レハレユカイ』のソロなど、速い曲に
なるほど歌うのに無理が出ている感じが否めなかったので、これは順当。
今日発表されたオリコンウィークリーでは13位で初動1万ほど売れているみたいです。
個人的な予想より1000枚ほど少なめ。まあ売れるのはいいんですけど、イベントや
ライブが参加しやすくしてほしいところです。
最後に シングル3作目となる今回のジャケットも要堂のLuCYさんです。今までのポップな
感じにくらべて背景が草原なのでナチュラルな感じですが、アクセサリの蝶や椅子の原色
なところはらしさが感じられます。斎藤さんがプロデューサをやっているうちは変更はない?
(2006年9月6日発売 LACM-4292)
関連リンク
・アニメロサマーライブ 2006 -OUTRIDE-(2006年07月11日)
・「涼宮ハルヒの憂鬱」劇中歌シングル 『涼宮ハルヒの詰合』(2006年06月25日)
・涼宮ハルヒの憂鬱 EDテーマ 『ハレ晴レユカイ』(2006年05月12日)
・涼宮ハルヒの憂鬱 OPテーマ 平野綾 『冒険でしょでしょ?』(2006年04月28日)
・平野綾 『Breakthrough』 発売記念イベントレポート(2006年04月09日)
2006年アニメ関連CDいろいろ紹介 (その1) [CD/DVD関連]
当初このblogでは自分向けにその頃聴いていたアニメ音楽の感想を残そうとして
いたんですが、1記事に付き1CDタイトルのペースで書いてたらどんどん更新頻度が
遅くなってきたので、今まで紹介できなかったCDを纏めて書いてみるテスト。
1つあたりの内容は少なくなりますけど、少しは更新頻度を上げていきたいです。
(ゆうまお 『Key』)
(LACA-5532 2006年07月05日発売)
TBSアニメフェスタで聴いた後は、再生回数が増えている彼女のファーストアルバム。
「かしまし」の楽曲もあり、新谷さんの『君の元へ』中原さんの『マグカップ』の
セルフカバーも有り。歌詞は持ち味である恋する女の子の気持ちが炸裂
しています。アルバムの中では『TAKE OUT!』がベストですかね。
全体的に声質のせいか、歌から伝わってくる声優さんより大人っぽいです。
でもやっぱり『マグカップ』の歌詞の「やだなぁ」の部分はゆうまおさんでも
面白かったです。
(かしましイメージソングアルバム 『Norte Amour』)
(LACM-5499 2006年04月05日発売 )
ゆうまおさんつながりで、作詞と作曲を全て担当しているイメージソングアルバム。
ED『みちしるべ』はTV放映時と同じで、4人(はずむ、とまり、やす菜、あゆき)の
歌詞/編曲が別々バージョン。プラスジャン・プゥを加えたソロ5曲。
やまなこコンビはD.C.S.S.ボーカルアルバムではrino曲でしたが、こちらはゆうまお曲と
いうことで、アレンジは似ているのに微妙に違いが感じられて楽しいところ。rino曲よりも
湿度が高い感じですかね。新谷さんの曲だけコメディ方面でなんだか楽しいところ。
(milk rings 『OPENING!』)
(MJCD-20065 2006年7月21日発売)
浅野さんつながり。ボーカル曲はラジオOP/ED2曲とアップテンポな『海へ』と
ムーディーな『Strawberry』の4曲。トーク部分は毎週ラジオで聴いてるので、
それを含めて2310円というのは正直高い気が。ラジオではこのCDも恒例の
売れないネタになってますけどPOAROのように80年代指向が明確じゃない
から、milk ringsという位置づけが難しいのかも。
個人的にはかしましキャラソンの『追憶バタフライ』が好きなんですが、かといって
アーティスト路線にいっても難しいだろうし担当者の苦労が忍ばれます。あとは
ツインボーカルのほうがいいんじゃないかと思ったり。あと鷲崎さん曰くの
「ProToolsさん」は良い仕事をしているんですがね。
関連リンク
・かしまし OPテーマ eufonius 『恋するココロ』(2006年02月23日)
・D.C.S.S ダカーポセカンドシーズン~ボーカルアルバムVol.1 感想(2005年11月22日)
・milk rings 『デンパニノッテ。』 感想(2005年09月12日)
・中原麻衣 『LIVE 2005 ミニシアター+』 レポート(2005年07月03日)
田村ゆかり 『童話迷宮』 [CD/DVD関連]
9ヶ月ぶりの10枚目のシングル。
(↑ジャケットはナチュラル風味ではなく『Love Parade』っぽい)
土曜日は最近7時のパワパフZから10時のふたご姫Gyu!まで30分間隔で
アニメを見ているよーな。今のところ全員ファンダヴェーレからの闖入者といった
ところでヒロインはりんごな感じですね。
作詞は畑亜貴さんということで、最近の活躍っぷりは涼宮ハルヒのヒットもあって
アニメ音楽業界的には有名になった感があります。このblogでも作詞した曲は
結構採り上げている気がします。
それ以外にも最近ではこんな曲も。
(↑涼宮ハルヒ キャラソン Vol.1 『パラレルDays/SOSならだいじょーぶ』)
(↑涼宮ハルヒ キャラソン Vol.3 『見つけてHappy Life/時のパズル』)
(↑スト・パニ 第1期OP 美郷あき 『少女迷路でつかまえて』)
(↑姫様ご用心!OP 姫子とナーナ 『百発百中とらぶるん』
(↑宮崎羽衣 2nd カップリング 『ネコ耳だったら聞こえるの?』)
(↑スト・パニ第1期ED 中原麻衣・清水愛 『秘密ドールズ』
上に挙げたのは全部ランティス作品ですけどコナミレーベルということで珍しいケース。
関係ないですが、畑さんのボーカル曲で聴いたことがあるのは『Rune Pride』くらい。
どちらかというと伊藤真澄さんの声に近いのかなーとか思ったり。
(↑『ルーンプリンセス オーディオコレクション』から『Rune Pride』)
話を元に戻して 『童話迷宮』では田村さんの曲にしては歌詞にいろいろ詰め込んで
歌っている感じがします。歌詞も「冒険とかしてみましょう」→『冒険でしょでしょ』、
「矛盾が愉快」→『ハレ晴れユカイ』とか、タイトルからして『少女迷路でつかまえて』
と勝手にリンクするのはたぶん考え過ぎなんでしょうけど。
作曲の太田雅友さんは、なのはの『Little Wish』と『Spiritual Garden』
とEDのしっとり系シングル曲を作ってきましたけど、今回はOPのシングル曲。
もっともアルバムでも中心の方なので満を持してといったところ。
赤ずきんは天然ぽいですけど、作品はこれからちょっとシリアスになりそうなんで
ちょっとミステリアスな感じが良いと思います。
2曲目の『miss you』は田中隼人さん。アルバムの『宵待ちの花』に比べたら
にアップテンポになっていますけど、やはりどことなく切ないメロディを感じさせます。
3曲目『天使のお仕事』はなんというか、Eany,Meeny,Miny,Moで萌えます。
こんなゆかりんの歌い方をどこかで聴いた気がするんですが、思い出せないなー。
(2006年08月02日発売 GBCM-13)
関連リンク
・田村ゆかり 『銀の旋律、記憶の水音。』(2006年04月23日)
・田村ゆかり 『*Cutie Cutie Concert* 2005』(2006年03月21日)
・田村ゆかり Cutie Cutie Concert 2005 ライブレポート(2005年11月14日)
・田村ゆかり 『Spiritual Garden』 感想など(2005年10月26日)
・田村ゆかり 『恋せよ女の子』 感想(2005年05月26日)
白石涼子 『In Bloom』 [CD/DVD関連]
のPVが収録されたDVD付きアルバム。
堀江さんのライブDVDと同じくフライングで買っておきながら、1週間以上も放置して
ました・・・。
作詞は及川さん只野さん有森さんなどスタチャ恒例の女性陣。作曲はシングルに
引き続き元LINDBERGの3人が中心で、あとはYUPAさん大川さん牧野さんと、こちらも
スタチャの恒例のメンツ。昨年末のミニアルバム『R』が企画的な内容だっただけに、
今回の制作陣も当分はこのオリジナルで固定?でいくのかなと思ったり。
1曲目の『まっさらな未来』が実質的な今回のアルバムのリードオフシングルといったところ。
プロモーションでも使われていましたし『太陽のかけら』の正統なる続編ってかんじ。
打ち込み+ギターを全面に出した、まさに「うりょっちらしい」夏を感じさせる曲。
編曲の伊藤心太郎さんは『太陽のかけら』『ラブDiamond』のようなシングルっぽい曲も
作れるし、『夏の夕暮れと涙の誓い』『春だよ』のような本格的バラード路線もいける
ので、今後も中心となるメロディメーカーとして活躍してくれそうです。
(↑特典の販促用POP)
どちらかというと『グッドモーニング・エブリバティ』『素直...したい』『藍いまぼろし』など
元LINDBERGの3人の曲のほうが、素朴なバンドサウンドで女の子の内面的を
切なさを表現するのに向いていると思いますね。
YUPAさんの『月夜に雨は降りますか』は、堀江さんの『ヒカリ』に続いて
少しマイナー系なサウンドだけどやはり耳に残るメロディー。大川さんの
『Vanilla~バニラ~』はラジオでも掛かってたけど、くまのきよみさんの面白い
作詞をポップに纏めた印象。牧野さんの『ゆらゆらと満月』は昔からのシンプル
なシンセサウンドで切ないメロディーラインが健在といったところです。
白石さんもインタビューで思ったより難しめの曲が多くなったと言ってましたが
確かにシングル曲の出来が良かったのでそちらが際立って、アルバムの曲の良さが
分かるにはちゃんとヘッドホンで聴く必要がありそう。歌詞のほうはファーストという
こともあって、アイドルっぽい恥ずかしいのがあっても、許されるのは若さゆえの特権
だなとしみじみ。
(↑昨年11月の原宿RUIDOのライブDVD。イベントや通販のみ販売)
5月の『太陽のかけら』のイベントに行って、彼女のライブが気になったので去年の原宿
RUIDOのライブDVDをスタチャHPの通販から購入。視聴してみるとなかなか良い歌いっ
ぷりだったので、彼女のポテンシャルに期待が持てました。ちょっとバンド演奏で聴いて
みたいところ。まあDVD自体はファンアイテムっぽいです。観客は飛びまくりだし(笑)
DVDは今回のPVもそうですが予算を抑えつつ頑張っている感が出てます。
(↑おとボク キャラCD PART1 瑞穂・紫苑・まりや 2006年07月26日発売)
今回もアルバムの応募券の限定ライブでということで、申込みも8/11までなので早く
申し込まないと。抽選ですがオリコン1週目の2500枚のうちどれくらい競合するんだろう。
「おとボク」のキャラソンの1枚目も買いましたが、こちらもオリコン1週目1100枚と
いうことだけど、どちらもイベント参加は厳しそうです。完全にレコード会社の術中に
はまっている気がしますが、参加できればレポートでも書く予定。
(2006年07月26日発売 KIZC5/6)
(関連リンク)
・堀江由衣 『LIVE DVD 2006 堀江由衣をめぐる冒険』(2006年07月28日)
・いぬかみっ! OPテーマ 堀江由衣 『ヒカリ』(2006年05月28日)
・白石涼子 「太陽のかけら」発売記念イベントレポート(2006年05月08日)
・ひまわりっ OPテーマ 白石涼子 『太陽のかけら』(2006年05月03日)
堀江由衣 『LIVE DVD 2006 堀江由衣をめぐる冒険』 [CD/DVD関連]
今年の2月に行われた堀江由衣の2nd Live Tour 最終日
有楽町の東京国際フォーラムAのライブDVD。
(↑スリーブ付きのジャケット)
堀江さんのライブDVDといえば、スクランの「come ! come ! well-come party」
ダ・カーポの「シークレットライブ in 川崎クラブチッタ 」、シスプリの「-the Eve-」
は見たことがあります。
(↑シスプリ前夜祭 2001年2月8日)
他にも『双恋』『シャーマンキング』『ネギま!』もライブDVDがあったような気が
しますので結構スタチャで映像化してるんだなと思ったり。しかし単独ライブと
しては初めて?ということで、非常に貴重なものです。
DVDは2枚とも16:9なので、最近の声優さん系ライブDVDでもやっと定着
してきた感じ。曲は最新の『嘘つきアリスとくじら号をめぐる冒険』がメインに
なりつつも過去のアルバム曲から、松浦曲・岡崎曲・雲子曲・angela曲など
からバランス良くチョイスしています。
ライブ前半の1枚目のディスクの中では、『蒼い森』『Will』がお気に入り。
初期の名曲『my best friend』もなんか目に熱くなるものが。 『Shiny merry-
go-round』はは微妙に歌ってない気がしますが・・・ とりあえず気のせいと
いうことで、殺陣のアクションがメインだからそれは別に違和感はないです。
(↑スリーブを外した状態、右側はメイトの特典)
剣を取りにいっている時は、本当にロビーで撮ってるのね。ちょっと
驚き。あとフリートークしているときよりも、小芝居をやっている時の
ほうが落ち着いている感じがしますね。
後半戦のDVD2枚目は、『マッシュルームマーチ』が良いですね。
衣装も可愛いし。ダンサーさんはヘソ出しとかでセクシー過ぎです。
あとはアンコール後の、堀江さんのツインテールっぷりが素晴らしい。
オーディオコメンタリーも、スッピンのところを見られて恥ずかしがる
堀江さんが素敵すぎです。
音楽的には、もうちょっとヒヤヒヤものかと思っていたけど、予想していた
より随分良かったです。堀江さんの場合は、十分に楽曲が作り込まれて
いる分、昨年の同じ会場のゆかりんと同じく生バンドでなくても聴き応え
があるかも。
残念だったのは、堀江さんの服装の露出度が低かったことぐらいですかね。
衣装は、青色のアリスコスとか派手目なんですが、生地の厚さもけっこうある
「もふもふ」衣装。ダンサーさんはセクシーなのに堀江さんだけ袖有りだったり。
その辺はコメンタリーで自分でフォローしてたので、やはり自己規制にしている
のかなと思ったり。
(↑DISC1とDISC2のラベル面)
全体を振り返ってみても、初めて見るライブ映像だというのに、全曲
聴いたことがあるというのは、やはり満足度が高いです。過去のアル
バムのクオリティの高い曲が生歌で聴けるだけもファンには十分嬉しいところ。
結局ライブには行けずに終わってしまったけど、次の機会っていつなんだろう・・・。
また4年後だったら厳しいですが。やはりスタチャは、林原さん以来の伝統で
声優業がメインで、ライブ活動というのはその次の扱いになるのかなとか勝手に
思ったりするわけですが。
(2006年7月26日発売 KIBM110/111 )
関連リンク
・Aice5 『Get Back』(2006年06月08日)
・いぬかみっ! OPテーマ 堀江由衣 『ヒカリ』(2006年05月28日)
・堀江由衣 『嘘つきアリスとくじら号をめぐる冒険』 感想など(2005年12月03日)
ラブゲッCHU OPテーマ Sister×SisterS 『なないろなでしこ』 [CD/DVD関連]
坂本梓馬、山本麻里安)が歌うシングル。
先週アニメTVでSister×SisterSの5人がインタビューを受けたのに
触発されて聴いてみました。というか桃子役の高本めぐみさんと
翼役の坂本梓馬さんは初めて見た気が。他の3人は有名ですが
動くゆりしーさんを見るのは初めてだったかも。
OP曲はCMでやたらとリピートされる「ヘイ!ヘイ!やっちゃって」というフレーズ
しか記憶がなかったのですが、改めて聴いてみると掴みがあってクセになる曲だな
ということを認識。調べてみたら作詞作曲が井出コウジってチャミグリの人ですか。
昔ラジオやってたことが懐かしい。声優だと野田順子さんの『Get it』とかやってた
なと思いだしたり。
Sister×SisterSバージョンでも基本的に新人の高本さんと坂本さんだけで
他の3人はコーラス入れているだけっぽいです。OPソロで歌ってる高本さんも
普通に良い声を持ってるんですが、坂本さんもメチャ格好良い声の持ち主で
かなりビックリしました。こういうお気楽な曲なのに坂本さんのパートはそれを
感じさせないというのが凄い。
EDの『神様=お兄ちゃんっ!』は余りに刺激的なタイトルですが、作曲編曲の
松浦有希さんのキラキラ感が漂うデジタルな感覚が十分に出ています。もうちょっと
曲タイトルと歌詞が控えめなら、普通に堀江さんに楽曲提供できる感じなんですけど。
(2006年6月7日発売 UMCK-5147)
涼宮ハルヒの憂鬱 キャラクターソング Vol.2 長門有希 [CD/DVD関連]
オリジナル2曲と、ED曲のソロバージョンを収録。
TVアニメのほうは今週でつづがなく終了しましたが、最後もエピローグまできっちり
していて良かったです。クライマックスの音楽でエヴァを意識してしまうのは過剰反応
なんですかね。劇伴の神前暁さんは「ふたりのもじぴったん」で有名だったらしいですが、
初見だったのでハルヒの名前と一緒に心に刻んでおきます。作品全体としてはコミカル
なシーンで使われた「パパパパ・・・・」のスキャットも印象的でした。
本題に戻ってなぜ長門をピックアップしたのかというと、放送も終了して流石に3枚買う
気力が起きなかったというわけで、前回詰合がハルヒとみくるだったし、残った長門に
するかということで決定。他の2枚もレンタルできるようになったら聴きます。
最初は歌う時点で無理がありそうな気はしていたんですが、キャラクターソングとしては
意外なまでに成立しています。歌詞が、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド
インターフェース(長い・・・)である長門から感情を持つ人間に対する魅力について
語られるというところ切なすぎます。
『雪、無音、窓辺にて。』のほうは、 Elemnts Gardenの上松さんの編曲という
ことで打ち込み+ストリングスも重厚なつくりですし、もちろん茅原さんの歌い方も
感情を排した歌い方がハマって良い感じです。あと歌詞の内容的にも雪=有希
ですから狙ってますよね。
『SELECT?』は題名からしてアニメではやっていない『涼宮ハルヒの消失』が
モチーフっぽいですね。歌詞にも「yes,enter」「disk error」というのが有りますが
エラーが発生しているのは長門自身であり、世界を日常的なものに改変して
しまい、それに対してキョンは非日常に戻るためにenterを押すというところ
あたりでしょうか。
3曲目の『ハレ晴レユカイ』の長門ソロバージョンは、キャラソンはなく茅原さんの
歌ですな。こればっかりは流石にキャラソンで歌うのは無理があります。とりあえず
午後から日本武道館に行って聴いてきますのでレポートを書く予定。明日までに
纏めたいところ。
(2006年7月5日発売 LACM-4270)
恒例のアニソン投票がなんくる☆ないさぁさんで2006年上半期分をやっています。
便乗で自分の感想。上期はやはりハルヒですね。平野さんと茅原さんのイベント
とライブに行ったというのもありますし。狙ってここまで成功するというのは逆に凄い。
中でも『God knows・・・』が素晴らしかったですね。他に挙げるとすれば「ひまわりっ」
OPの『太陽のかけら』。白石さんの去年のライブDVDを通販で申し込んだので、
今月下旬のアルバム発売の時に一緒に感想でも書きたいところ。
関連リンク
・「涼宮ハルヒの憂鬱」劇中歌シングル 『涼宮ハルヒの詰合』(2006年06月25日)
・涼宮ハルヒの憂鬱 EDテーマ 『ハレ晴レユカイ』(2006年05月12日)
・涼宮ハルヒの憂鬱 OPテーマ 平野綾 『冒険でしょでしょ?』(2006年04月28日)
・茅原実里 『~minorin ★ 春祭り 2006~』(2006年04月25日)
・平野綾 『Breakthrough』 発売記念イベントレポート(2006年04月09日)
水樹奈々 『LIVEDOM -BIRTH- AT BUDOKAN』 [CD/DVD関連]
LIVE ROCKETの1枚を合わせた3枚組。
「涼宮ハルヒと詰合」と同じく6/20にフライングで買ってたのがようやく見られました。
当時のレポートはこちらに。新しいアルバム発売もされて半年前の記憶も忘れかけ
ていましたが、こういう時はライブの感想書いてて良かったなと思います。
田村さんのライブDVDの時にも触れたんですが、武道館ディスクのほうは2枚とも
16:9ビスタサイズということで、非常にライブ向けの映像になっております。武道館は
2年目だしインパクトの意味では1年目のLIVE RAINBOWに比べるとそれほどでは
思うんですけど、なのはを通じて新しいファンを獲得したのもあって、関連する4曲が
収録されているし、新規ファンの方にも見所になっているのではないでしょうか。
個人的なハイライトは最近のシングルのカップリング曲ですかね。
『RUSH&DASH!!』『光』『Inside of mind』の辺り。ここ3~4年続いてきた
パワゲのような定番曲は、バンドメンバーの「ケニー」とか「イタルビッチ」とギターソロの
時に叫ぶようなステレオタイプがあったんですけど、そうではなく曲全体のメロディで
アピールする感じ。夏のアルバムツアーは、それがもっと推し進められそうでバンド
メンバーとか曲の構成に今から期待と不安が交錯してます。
昨年のツアーを収めたROCKET ディスクのほうですが、パシフィコ横浜のもの。
メイキングとライブパートを混ぜた編集ではなくて、完全に分離してくれたところは
前のDVDからの評価点。メイキングを混ぜると繰り返して見辛くなりますので。
武道館ディスクに比べると残響音が大きくて音的には好みです。選曲も『WINDOW
OF HEART』『Drive away dream』などマニアックなところを突いてます。
衣装はLIVE RAINBOWのカワイイ系に比べると全体的に派手目。ジャケットもそうですけど
非常に人を選ぶというか素人向けじゃない(笑)。2つ目の衣装がアル・アジフみたいという
話があったんですが、WOWOWでデモンベインのアニメ見て「なるほど」と理解しました。
そろそろ夏のツアーのチケットの当落状況が分かりそうですが、日比谷野音は一般発売
もなくなって、ますます当たらない気が・・・。来週のアニメロサマーライブも参加予定です
が、今年も順当になのはの曲でしょうか。。
(2006年06月21日発売 KIBM112-114)
「久しぶりにどうでもいい話」
自分的に水樹奈々年表を書いて振り返ってみる企画。(~2000年)
・水樹さん知ったのは飯塚雅弓さんのラジオのアシスタント。(98年夏頃)
・ラジオの印象は飯塚さんの天然にくらべると、優等生っぽいかんじ。
・AMラジオが地元でネットされてないので、たまに雑音に混じりを聴いてた。
・CSのアニメぱらだいすで『空と心と』で初めて歌を聴いた。
・『テルミドール』に衝撃を受けてミニアルバムを買う。(98年末)
・アシスタント仕事も終わり、惜しい才能を・・・と思う。(99年春)
・半年ほど水樹奈々という存在を忘れる。(99年春~秋)
・どうやら公式HP「ななチャンネル」が始まるらしいことを知る。(99年秋)
・毎月ラジオと1曲ずつ公開されることを知って小躍りする。(99年10月)
・初めて専門学校のイベントで本人の生歌を聞く。(99年10月)
・イベント(無料)は200人ほど来ていて彼女の期待の高さを知る。
・ロッテの淡雪のCMに出てたので、イベント終了後に商品が貰えたりした。
・20歳のバースデーライブ(ヤマハホール)に参加する。(00年1月)
・ライブ会場でななチャンネルのバックアップCDを購入する。
・公式HPのネットラジオの更新が遅れ始め、イヤな予感がする。(00年2月)
・月1の楽曲の更新が中止されて、またも惜しい才能を・・・と思う。(00年3月)
・半年ほど水樹奈々という存在を忘れる。(00年春~秋)
・東海ラジオで『ラヂオのお時間』に出演することを知る。(00年秋)
・青二の声優さん5人となぜか一緒に出てたのを不思議に思う。
・1stシングル『想い』の発売記念イベントで握手する。(00年12月)
ファンになるキッカケは人それぞれだと思いますけど、『シスタープリンセス』以前の人は
私みたいに飯塚さん経由の人は多いと思います。それよりも前といったらデビュー作の
『Noel La neige』だと思いますが、自分はギャルゲーとかノーチェックでしたね。
振り返ってみると水樹さんって1999年と2000年の夏の間は余り仕事をしていた
記憶がないんですよね。特に2000年の春の頃は活動がなくなって個人的に結構
ショックが大きかったです。その前の年から心機一転でインディーズで歌を始めて
ライブではお客さんを集めてるのに、新しい曲が聴けなくなったいうのがあって。
実際は現在のプロデューサの三嶋氏がライブを評価してキングレコードに移籍する
ための準備期間だったみたいなんですけど。この辺は彼女が苦労人というイメージ
とつながります。
今年の武道館のライブで歌ってた『テルミドール』以外にも、昔はムードっぽいというか
ジャズっぽい曲があって、『Autumn Moon』『Birds Eye View』『Yo・A・Ke』
『Twilight Highway Star』というのをライブでやってました。今の公式HPで聴けるのは
音が軽い気がするんですが、ライブの出来が凄く良かったのを覚えてます。
こういう曲を生で聴きたいなと思うのですが、演歌以上に難しいだろうな。(この項終わり)
関連リンク
・水樹奈々 『HYBRID UNIVERSE』(2006年5月5日)
・水樹奈々 LIVEDOM 2006 -birth- ライブレポート&感想(2006年01月22日)
・水樹奈々 『SUPER GENERATION』(2006年01月20日)
・水樹奈々 『ETERNAL BLAZE』 感想など(2005年10月18日)
・水樹奈々 LIVE ROCKET レポートなど(2005年08月16日)
「涼宮ハルヒの憂鬱」劇中歌シングル 『涼宮ハルヒの詰合』 [CD/DVD関連]
2曲と、朝比奈みくるが歌う『恋のミクル伝説』の3曲入り。
(↑ジャケット表と裏)
先週の第12話の「ライブアライブ」はサッカーのクロアチア戦の後、すぐに
ちばテレビで鑑賞。そして翌日テレビ神奈川で復習。月並みな感想ですが
歌がバッチリはまって素晴らしい出来映えです。
前日の土曜日に文化放送のこむちゃっとカウントダウンで、EDの3人がゲストに
出ていて、7/8のアニメロサマーライブに緊急出演の発表をしていたのですが、
そのときの番宣は、7月に発売されるキャラクターシングルのほうで、3曲とも
無理やりオンエアしていました。放送されていた3人のキャラソンは、ハルヒは
いたって普通の印象だったし、長門は抑揚少なくてもちゃんと歌ってるし、
みくるもズッコケるような歌じゃなかったので、特に劇中歌には期待していなかった
のが完全に裏目でした。
(↑本編では『God Knows』は2番がカットされていました。)
もっとポップス寄りの曲を予想していたのもあったし、平野さんのイベントで
聴いたイメージと違ったけど、キャラクターシングルとして狙い通りに機能して
いました。アニメで歌ものジャンルは鬼門なイメージだったのに、アイドル寄りは
ともかく、『BECK』『NANA』とロック寄りはキチンと実績を残していますね。
本編のバンドの演奏シーンは「サムデイインザレイン」で残しておいた作画が回って
きたと思うくらい。あと長門は「射手座の日」でマウスやキーボードに慣れるのに
1週間ほど掛かってたのにギターの超絶テクニックは2時間でマスターしてたのは
不思議ですけど(笑)。
(↑『OUTRIDE』のDVD付きシングル。ライブの時にまた書きます)
カップリングの『恋のミクル伝説』は、インパクトが少なくなってしまいましたが、
イントロの出遅れ感と、2番の歌詞の「TOBで株を買占め」がツボに。SOS団が
作った『朝比奈ミクルの冒険』は、映研の作品よりも人気だったといってるし、
北高生徒も似たようなシュールな作品が好きな気がする。
この曲もオリコン10位以内に期待されるくらい売れているようですが、是非とも
ライブで聴きたいところ。アニメロ-Outride-のチケットもいつの間にか完売して
いるのもハルヒ効果でしょうか。演奏曲は『ハレ晴れユカイ』1曲みたいですが、
3人の勇姿を武道館のステージで観て来る予定。まあこの人気だと2期かOVAは
ありそうですから、どこかで歌いそうな気もしますが。
(2006年06月21日発売 LACM-4268)
関連リンク
・涼宮ハルヒの憂鬱 EDテーマ 『ハレ晴レユカイ』(2006年05月12日)
・涼宮ハルヒの憂鬱 OPテーマ 平野綾 『冒険でしょでしょ?』(2006年04月28日)
・平野綾 『Breakthrough』 発売記念イベントレポート(2006年04月09日)
・アニメロサマーライブ2005 the bridge(2005年07月14日)